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2024-2025年度学会誌検討委員会への諮問事項と答申(主文概要)

2024-2025年度学会誌検討委員会への諮問事項と答申(主文概要)

1)『音楽教育実践ジャーナル』(以下『ジャーナル』)の「査読」について

 『ジャーナル』にも「研究論文」と「研究報告」の原稿種を新設して,「査読あり」にする。

 特集投稿,自由投稿ともに,「研究論文」と「研究報告」の投稿を受け付け,いずれも「査読あり」とする。『ジャーナル』のその他の原稿種については,「査読なし」として,編集委員会が「採否の決定」を行うという従来のあり方を継続する。

 掲載に至るには厳格な審査が実施されていること,学術界全体の動向に鑑み,学会誌に査読論文を掲載していくことは学会としての責務であること等を総合的に検討した結果,『ジャーナル』も『音楽教育学』と同じ評価基準による査読のある学会誌とすることが順当と考えられる。

 あわせて,『音楽教育学』(以下『教育学』)『ジャーナル』共に,編集委員2名,外部査読者1名の3名による査読を行うことが適当である。両誌の評価基準は,査読体制においても差異がないことが,これによって明確になることが期待される。

2)英文題目・要旨・キーワードについて 

 上記1)を前提に,『教育学』『ジャーナル』ともに,「研究論文」と「研究報告」,および『教育学』の「論考」と「研究動向」に英文題目・要旨・キーワードをつける。依頼原稿についても同様とする。

3)必要な規定類の変更について

 諮問事項1)に対する答申に伴って,「編集委員会規定」,各誌「投稿規定」「執筆の手引き」,および2)に伴ってテンプレートの改定が必要になる。

4)その他諮問事項以外で検討した事項について

(ア)査読意見の投稿者への伝え方について
 現状では,担当編集委員が,複数名の査読意見を1つの通知文にまとめる作業を行っている。これについて(中略)継続して検討することが必要である。

(イ)『音楽教育学』大会報告号への「共同企画報告」掲載について(中略)共同企画活性化の役割も考慮しつつ,継続して検討することが必要である。

学会誌検討委員会委員(〇 委員長)
有本真紀,○今川恭子,今田匡彦,伊野義博,小畑千尋,菅道子,杉田政夫,水戸博道

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