公開日:2025年8月18日
会員の皆様には既にホームページでお知らせしております通り,現在,学会誌検討委員会の答申をふまえて『音楽教育学』『音楽教育実践ジャーナル』の改革に関する検討が進行中です。4月20日の理事会に提出され了承された答申の骨子はこちらをご覧ください。
最も大きな検討事項は,『音楽教育実践ジャーナル』(以下『ジャーナル』)投稿原稿の査読についてです。これについての結論が出されるのは第56回長崎大会での総会となり,決定事項は来年度発行の『ジャーナル』からの施行となります。したがいまして,例年8月にアナウンスされる来年度『ジャーナル』の原稿募集のご案内は,第56回大会での総会後,11月中旬を目途にホームページに掲載させて戴くことと致します。
特集テーマは現在編集委員会で検討中ではありますが,あらためて実践と研究の関係を考え,『ジャーナル』の役割,存在意義を浮き彫りにできるようなテーマ設定を目指しております。
『ジャーナル』創刊時の学会長であった村尾忠廣氏が創刊に寄せて,「学術性をそこなうことがないよう十分留意しながら『柔らかく,バラエティに富んだ』学会誌を育ててゆきたい」と書かれたことを,あらためて噛みしめながら,研究と実践の両輪を担う『ジャーナル』を皆様と共に一層発展させていくための一歩となるよう,編集委員会一同,努力してまいります。